その2

撮影日 99年2月6日


おなかの中に入った魚まで見えてます。わかりますか?

煽烏賊

あおりイカです。肉厚ながら、シコっと歯切れの良い身質。甘味も満点です。イカの類は活きているときは、スケスケの透明です。この写真では分かりづらいかもしれませんが、よ〜く見ると、カゴのそこが透けて見えます。晩冬から梅雨の頃までが旬。この頃には、真鶴でも数多く水揚げされます。店では、一人前900円前後で売っています。

鯔(鰡)

ボラです。《オボコ→イナ→ボラ→トド》 と、名の変わる出世魚です。ちなみに、この 《トド》 が、「とどのつまり」の語源です。旬は冬。夏場は多少臭みが出てしまうときがありますが、冬場のボラは、『寒ボラ』 と呼ばれ、締まりのある上質な白身魚として、認知されています。また、このボラの卵が加工されて、超高級珍味の『カラスミ』になります。一人前500円前後です。

ピンと筋の通った背中は、江戸弁「いなせだねぇ〜」の語源。

でも本当は『海のギャング』と呼ばれるほど獰猛なんです。

太刀魚

タチウオです。焼き魚として定評のある魚ですが、鮮度の良いうちは、やはりお造りが最高。味は淡白ですが、ホントにうまい魚です。銀色の体表は、非常にもろく、網にかかったものだと、スリキズだらけになってしまいます。そのため、『釣りモノ』 が珍重されます。余談ですが、昔はこの美しい銀色の外皮を、真珠のイミテーションの塗料に使っていたそうです。一人前800円くらいです。

スズキです。スズキにも細かく分けると2種類 (沿岸に住む『丸スズキ』と沖合いの荒磯に住む『平スズキ』) がいます。この写真は『平スズキ』です。一般的に平スズキのほうがうまいとされ、セリ値も高くなります。旬は夏と言われていますが、私個人的には冬場の脂の乗った感じのほうが、うまいと思います。まぁ、1年を通して楽しめる魚ということです。店では、一人前850円くらいで売っています。

銀メタリックの魚体が、かっこいいです。

刺身はうまいが焼くとパサつくので、真いわしほどうまくありません。

潤目鰯

うるめいわしです。その名の通り、目に透明な膜があって、目が潤んでいるように見えます。真いわしほど脂は乗りませんが、その分、刺身にすると、うまみが濃い食感が味わえます。メタリックブルーの背中には、真いわしのような黒い斑点がないので、すぐ見分けがつきます。一人前500円くらい。安くてうまい。庶民の味方です。

メジ鮪

メジマグロ。『本マグロ』の子供です。子供といっても80cmはありました。北半球の広域に生息していますが、不思議なことに南半球にはいないそうです。あの『本マグロ』の脂ののりにはかないませんが、キメの細かい舌触りの良い赤身は《極上》。近海モノの生で食べられる赤身魚として文句ナシの最高級魚です。ちなみに世界記録は679キロ。一体何人前とれるのでしょうか?  店では一人前850円前後。

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bluejupiterball.gif (2470 バイト)[魚の写真展その1へ]bluejupiterball.gif (2470 バイト)

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