第88号
(2002年12月15日配信)

☆魚市場@築地情報 No.0088☆

■ナマコ

 コリコリと独特な歯ごたえ、口に広がる豊かな香味。12〜2月が旬。冬を代表
する珍味です。

 「棘皮動物」といって、ウニやヒトデの仲間。しかし実態は、まるで軟体動物。
漢字名[海鼠]のごとく丸っこくなったり、英名[sea cucumber](海のキュウリ)
のとおり、長くなったり・・・ 謎の生き物だ。

 調理法も独特。「茶ぶり」といって、ゆだった番茶にくぐらせる。身が柔らかくなる
のと、色合いがよくなる効果がある。書くのは簡単だが、くぐらせる茶の温度や時間
で出来ばえが違うし、ナマコ一個一個で按配も変えなければいけない。

 さらに、漬ける酢の濃さによっても硬くなってしまったり、柔らかすぎたり。とにかく
『板前泣かせ』のシロモノ。

 ナマコの主食は、なんと 砂。砂を食べて、栄養を濾しとっている。海底にゴロンと
横たわるナマコのまわりは全部ゴハン!!


 生まれ変わるならナマコがいいな・・・

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 今週は冬の風物詩、「なまこ酢」です。磯臭さのない「赤ナマコ」をお出しします。
会員様に限り、一人前 400円!ご注文の際「メール会員」と、一言お願いします。

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 刺身居酒屋 きよかわ
 <゜)#)))彡 相模大野店
  店長  泉 秀明
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※おまけ
 ナマコのもともとの名は、「こ」。生の「こ」だからナマコ。干したものはイリコと呼ばれ、
中華料理の高級素材。また、ナマコの腸の塩辛が「このわた」。卵巣の干物が「このこ」。
どちらも目ン玉が飛び出すほど高価な珍味。

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